災害時、女性だって「立ち小便」をしてもよい
東日本大震災の時、文部科学省の調査結果から、1番に74.7%の人が困ったと答えたのがトイレ問題でした。
女性は男性と違い、トイレの時はズボンの上げ下げもあり、生理もあり、トイレ時間もかかります。病気になった時、男性より女性の方が看護介護に家族に迷惑をかけられないという心理が働きやすいです。その背景には、家事や育児、親の介護をみているのが圧倒的に女性が多いからです。また女性には夜間に性被害含めトイレに行くのを躊躇している調査結果が明らかになっております。そして、日本は世界で最もトイレ環境が整っている国といっては過言ではなく、外出先でトイレに困ることはそれほどなく暮らしています。しかし、地震や災害、避難所生活になるとトイレは4K《怖い、汚い、臭い、暗い》と不安な場所になってしまいます。熱中症や脱水、エコノミークラス症候群、誤嚥性肺炎等によって災害関連死になりやすいんです。食べるのをやめよう、水分をとるのをやめよう、携帯用トイレは使い捨てで1回500円程度します。高価なものになるんです。
そこで私が考案した製品が Chiicup(ちぃかっぷ) です。
トイレのコストを考えずにレジ袋やコンビニ袋があれば何回も繰り返しトイレができる。災害時の女性に言いたいのです。食べていいんだよ、飲んでいいんだよ、トイレしていいんだよ。立ちションしていいんだよ。ワンピースの中でも要を足せれるんだよ。
1964年の東京オリンピックではオリンピアの人たちは国立競技場にある立ちション便器で競技前に要を足していました。日本の昭和初期まではお着物の中で女性たちは立ちションしていました。気軽にトイレができたらほっとするじゃないですか。安心できるじゃないですか。嬉しいじゃないですか。避難所で体の自由がなくても心の自由があったらお子さんのお話を聞いてあげられるじゃないですか。抱きしめてあげられる心の余裕ができるじゃないですか。不安な心理状態の時に、平時のように食べたり飲んだりトイレできたら、避難所でも車中泊でも帰宅困難者になってもトイレの選択肢が増えて嬉しいじゃないですか。
CHIICUPは大事な命、健康を守る商品です。この商品を通して、災害時、平時の女性のトイレ問題から社会全体を守れたら、幸いです。
災害時に女性を守る カップ型トイレ Chiicup ちぃかっぷ
Bouken Official Shop にて販売中(こちらをクリック)
Chiicupの特徴
①特許庁において、初めて再利用できる女性用立ち小便補助具である。
②帰宅困難者になった時に為に、オフィスの棚に置いておけるA4サイズ、薄さ1mmでコンパクトサイズ。(鞄の中に入るサイズにも折りたたみ可能)
③トイレ施設いらず、水もいらない為、何度でも再利用でき、安い。高齢女性や子どもが片手で持てるくらい軽い。
④臨機応変にレジ袋やコンビニ袋、ゴミ袋など、大小様々なサイズの袋に対応可能。
⑤熱中症等の嘔吐しそうな時、電車の中でつわりの妊婦さんが気分悪くなった時、自宅老老介護でトイレまで行けないけど立位保持ならできる、ベッドサイドでなら立ち上がれる方にも対応可能です。
災害時に女性を守る カップ型トイレ Chiicup ちぃかっぷ
Bouken Official Shop にて販売中 (こちらをクリック)